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むちうち(頸椎捻挫、腰椎捻挫)

270.pngむちうちとは、追突の衝撃などにより、首が鞭のように前方に強烈にしなることで、頸部や上肢等に痛みや痺れをもたらす傷病であり、診断名としては、頸椎捻挫、頸部挫傷、外傷性頸部症候群、外傷性神経根症等と表現されることが多いです。
むちうちを発症する場合には、腰部にも強い衝撃を受けていることが少なくありません。腰椎捻挫により、腰部・下肢等の痛みや痺れを生じる場合も、後遺障害の認定という側面ではむちうちと共通した要素が多いことから、以下同様に論じます。
 
後ろから車に追突されることが、ライトの光やバックミラーで事前に分かった場合は、通常、身構えますので、比較的症状が軽く済む場合が多いのですが、全く予期しない状態で、時速40~50キロで走行するような車が追突してくる場合は、かなり重い症状が残ることも少なくありません。
自賠責保険における、むちうちの後遺障害等級は基本的に、12級と14級が考えられます。


12級13号

局部に頑固な神経症状を残すもの

14級9号

局部に神経症状を残すもの



【後遺障害等級別件数構成比(平成25年度)】
14級  58.91%
12級  17.57%

平成25年度の自賠責保険の認定では、
14級が全体の約6割、12級が約2割となっています。

後遺障害等級12級と14級の違いは、基準上、「頑固な」という文字の有無に過ぎませんが、実際には12級と14級の間には大きなハードルが設
けられており、むちうちで後遺障害が認められる場合でも、その多くは14級に留まっているのが現実です。
後遺障害等級が、非該当か、14級か、12級かで、最終的な賠償額は大きく異なってきます。専業主婦の場合の概算ですが、裁判基準によれば、非該当と14級で約187万円、14級と12級で約450万円異なってきます。
 

(後遺障害に関する損害)

等級

  慰謝料

  逸失利益

  合 計

12級

   290万円

   383万円

   673万円

14級

   110万円

    77万円

   187万円

非該当

      0円

      0円

      0円


このように等級の違いは、最終的な賠償額に大きな影響を与えますが、等級認定という場面においては、被害者の方が適正な時期に適正な検査を受けているか否か、途切れなく通院を続けているか否か等のわずかな事情の差異によって、認められる等級が異なり得ます。
現実の後遺障害に見合った適正な等級認定を受けて、適正な賠償金を得るためにも、以下に記載した注意点を念頭に置く必要があるといえます。

 
1 むち打ちで後遺障害等級14級の認定を受けるために

2 むち打ちで後遺障害等級12級の認定を受けるために

 
 
4 むち打ちで異議申立により、14級の認定を受ける方策

5 むち打ちで裁判を通じて、後遺障害等級12級・14級を獲得するために