【事例 5】 70代、女性、膝の靱帯損傷による動揺関節(12級)

後遺障害等級12級が認定、金620万円で解決した事案

ご相談内容

100.png歩行中に加害者が運転する自動車に衝突された事案でした。
ご高齢な上に、1人暮らしであったため、相手方保険会社の担当者との交渉をご自身で対応せざるを得ず、事故での傷病によるストレスに加えて、保険会社とのやりとりにも大きな心理的負担を感じていらっしゃいました。
また、主治医の先生も交通事故の治療に必ずしも協力的ではなく、やりとりに苦慮されていました。
そのような状況下、相手方保険会社から、治療の打ち切りを打診されて、ご相談にいらっしゃいました。
 

弁護士の対応

初回にご相談内容を十分にお聞かせ頂いた上で、相手方保険会社との交渉を全て、弁護士に切り替えました。
症状と治療の状況からして、未だ治療の必要性が認められると判断できましたので、相手方保険会社と交渉をして、治療期間の延長と更に整骨院での施術の了解を取り付けました。
 
また、通院されていた主治医の先生は協力的ではないように感じられましたので、別の医師を紹介させて頂き、依頼者と一緒に病院に同行して、当職の方から、状況等を医師に説明させて頂きました。
膝の靱帯を損傷されていたため、後遺障害等級の認定に必要なストレスXP検査の実施を依頼する等して、適切な後遺障害診断書を作成頂きました。
その結果、膝の動揺関節等により12級の後遺障害等級が認定されました。
 

解決内容

105.pngご高齢で無職の方でしたが、保険会社との交渉により、一定額の休業損害及び逸失利益を獲得することができ、入通院慰謝料、後遺障害慰謝料については、裁判基準にて、示談することができました。
最終的に総額金620万円で解決となりました。
 
治療中の早い段階で、ご依頼頂きましたので、後遺障害診断書の作成から関与させて頂くことができました。適切な後遺障害等級を獲得するためには、適切な時期に適切な検査を行い、検査結果等を的確に後遺障害診断書に記載して頂く必要があります。
事故直後のどの段階からでも、ご相談に応じていますので、できるだけ早い段階でご相談にいらして下さい。